語りの技術を
体系的に
身につける
プログラムの構成
各セッションは独立したテーマを持ちながら、前の回の内容を前提として積み上がっていく設計になっています。
作家の伝記から
学ぶ文体
太宰治、谷崎潤一郎、川端康成など、日本の代表的な作家の伝記と作品を並べて読む。人生経験が語りの癖にどう反映されるかを追います。
語りの骨格
物語が機能する最小単位の構造を特定する。どの要素が欠けると読者が離れるかを具体的なテキストで確認します。
キャラクターと視点
一人称・三人称・複数視点それぞれの制約と可能性を比較する。視点の選択が読者体験に与える影響を実例で検討します。
対話と沈黙の使い方
セリフは情報を伝えるだけでなく、関係性を暗示するツールでもある。実際の台詞を改稿しながら機能の差を体感します。
テンポと省略の判断
何を書かないかが語りの密度を決める。省略の技法と場面転換のタイミングについて具体的な基準を整理します。
担当講師について
各講師は実際の創作活動と教育経験を持ちます。
理論だけでなく、自分自身が書き手として直面してきた問題を軸に授業を組み立てています。参加者が抽象論に終わらないよう、常に具体的な文章例を中心に置いています。
福島 龍之介
語り構造・文体分析担当
小説家として14年のキャリアを持ち、短編集3冊を刊行。語りの設計に関する研究を並行して続けています。
仁科 誠一
作家伝記・歴史的文脈担当
近代日本文学の専門家として、作家の伝記と作品の関係性を長年追ってきました。文学的背景を現代の書き手が使える知識に変換することを得意とします。
竹内 陽一
ディスカッション・フィードバック担当
参加者同士の意見交換を構造化し、各人の語りのクセを客観的に把握するセッションを担当します。